2016年7月27日水曜日

7/25 わたしたち

毎回毎回、私たちの母語で書かれたスラング混じりの言葉によって中国を非難する最悪の言葉を、そんなこと思っていないのに言わざるを得ない、そして聞かざるを得ないその状況が続いてしまっても大変なので、という理由ではないのですが、その日の稽古は、皆が思い思いの場所に机を出して、それで、自分の言葉で中国について何かを書いてみる、という事になりました。


普段あまり書くことがないですが、稽古場の雰囲気というか、受講生の雰囲気なのですが、彼らは基本的に静かで、そして、ゆったりした時間を過ごすし、そもそも、あまり大きな声で皆で盛り上がっている、という状況を、そんなに見たことがありません。
だからといって見かねて、仲悪いの?と聞くと、そうではないらしいのですが、傍から見てると、とても1年たって仲良くなった的な雰囲気を全く感じない、のですが、たぶん結構仲良さそうです。机の配置はバラバラでした。


そんな静かな、というか、ゆったりとした人たちが、最近の稽古では、死ね、と言っています。あとは、クソ、と言っています。その他ですと、ゴミ、とか、そういったことを言っています。その言葉は、けっして、その出演者によって感じて、出演者が自分の気持として言っている言葉ではない、のですが、しかし、実際にブログや2ちゃんねるなどにかかれた、現実の言葉である以上、大枠の中で、それはわたしたちの言葉として聞かれてしまうのでしょうし、もしかしたら、その私たちというのは、観客席も含めた、わたしたち、という集団のことばとして、その悪口は聞かれることになるかもしれません。

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