2015年4月15日水曜日

4/2 4/9 そういえば、団体名が決まっていません


今回、それなりに期間が空いてしまったのは、本当に単純に書き手の怠慢そのもので、今日からまた改めて稽古場でどんなことがあったのかということをアレコレと書いていこう、と決意したものの、実際、今までの稽古と変わらず最近もずっと、人形の家の序盤のシーンを繰り返しているので、もちろん、毎回の稽古の中で少しずつ変化をするものの、いつまでもイプセンのことばかりを書くのもあれなので、たまには別の話題を書くべきだと思いつつ、半分は講師の村川さんへ、どこかで時間をとりましょう、とお伝えする意味を込めて(というのもやっぱり稽古を進めていきたいという気持ちはあるので)こんなタイトルになりました。


団体名が決まっておりません。


一応、アクターズラボ+村川拓也とはなっていますし、どういう集団なのか、ということも非常にわかりやすいので、このままでも良いとも思うのですが、3年計画で進む予定の劇研アクターズラボですから、せっかくなので3年間つづけて使うことのできる団体名を、そろそろ、決めて、そうして、劇研のHPにて公開したいとは思っているのでした。


団体名をつけたとして、これは村川拓也+アクターズラボである事の注釈は必要にはなるのですが、たとえば3/11 representのブログで全くイプセンには関係のないソンタグの写真論なんかを引用したりしながら稽古について考えたりすることは、イプセンの言葉に凹凸(おうとつ)をつけるように、村川さんの稽古は、テキストに書かれた言葉に身体がより多くの注釈をつけることや、あるいはテキストに書かれた注釈を排除することで、人形の家は凸凹(でこぼこ)になっていくのです。



そんなこんなで稽古が進んでいる村川ラボですが、一応、もう一つ決めたいことがあって、途中で一回だけ寄り道をしたものの、基本的には人形の家をずっと続けているこのクラスにて、上演されるのは「人形の家」で決定なのか、そうではないのか、ということで、ただ、このクラスで行われている「人形の家」は、いわばごく当たり前にテキストに従って進んでいくようなものではなく、登場人物の言葉や仕草の意味を脱臼させるようにして、少しずつそのあり方を外していくような方法で上演されるかもしれない「人形の家」が、はたして「人形の家」と呼ぶべきなのか、ということと、それでもやはりそれは人形の家から抽出された様々な要素で出来上がっている以上、「人形の家」である、ということは間違いないのではあるのですが、実はまだどこにもはっきりと、人形の家を上演する、ということが明記はされていなくて、村川拓也とアクターズラボ受講生による人形の家、が上演される、と、もうそろそろしっかりと公表してもいいのではないだろうか、とも思っているのですが、果たして受講生とともに村川さんが陥没と隆起を作りつつある「人形の家」が、9月に公演される、ということで決定で良いのかということも、これは「人形の家」ですか? ということも含めて、改めてちゃんと決めないとなあ、と思うのでした。

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