2015年7月15日水曜日

7/13 稽古再開しました


劇研アクターズラボ+村川拓也、ベチパー稽古再開!


と大々的に始まりたいところですが、7月12日の稽古で何をしたかというと、今後の自主稽古、と言っても村川さんも普通に参加するので追加稽古ということでしょうけれど、稽古日程を作るだけで二時間かかってしまいましたので、エクスクラメーションマークなんかをつけて「いよいよ再開!」となるのは本日13日からとなりそうですが、稽古日程を作るのも二時間ぐらいは当たり前にかかってしまうのも仕方がないことなのは、今回の受講生は10人、それぞれ働いていたり他の団体の公演に出演していたり学校に行っていたりとか、とにかく人がたくさん集まる場所でなにかを決めるのも大変なことなのでした。


何はともあれ講師の村川拓也さんの本公演、エヴェレットゴーストラインズも終了し、今回の受講生もそれぞれ見に行っていたらしいのですけれど、芸術センターの公演を見に来てくれたお客様の皆さんには、ぜひ今回の劇研公演にもご来場いただきたいなあと思うのは、ドキュメンタリー的な手法で、演劇らしい方法から積極的に離れようとするようなエヴェレットゴーストラインズとは反し、というか、露骨に演劇的な「戯曲」を使用して上演される今回の「人形の家」にとって、その「戯曲」はそれがあるからこその人形の家であるとはいえども、戯曲を使用する、というのは上演にとって、極端に言えば「戯曲」こそが演劇にとって不自由で深刻な足枷になってしまうということも往々にしてあり、端的に「エヴェレットゴーストラインズ」と「人形の家」が持っている自由の尺度というか、演劇であることの不自由を観客席でぜひ体感してほしいと思うのでした。


もちろんそれは、自由にその作品を読むことができる、そして今の時代においてテキストは自由に読まなければならない、というそれ自体が「自由であれ!」という命令=不自由であることすら内包したテキストに挑戦することになる「人形の家」の稽古はいよいよ再開で、この記事を書いている7月15日の夜はアトリエ劇研にて稽古が行われる予定になっていますので、受講生の皆さんにはちゃんとメールもしましたが、ぜひ会場を間違えず、暑いし、いつもよりちょっと遠いけど、なんとか劇研までたどり着いてほしいと思うのでした。

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