2015年8月12日水曜日

8/5 以上の4点から、私たちは《外》に出ることを、


《以上の4点から、私たちは《外》に出ることを、イプセンの「人形の家」を通じ、目論み、実践しようとしている、ということが今回の趣旨、というか、このブログで《制度》とか《関節外し》とかいう言葉で書いてきたことを一回まとめるとこんな感じになるのだと思うのですが、佳境に差し掛かる稽古場では、そういったコンセプトをさらに超えるような、それこそ、自分たちで考えたことからさらに《外に出る》ことを目論むような稽古が、日々進んでいるのでした。》



と前回のブログで書いてはみたものの、実際の《佳境に差し掛かる稽古場では》すんなりと何かを乗り越えたり出来たわけではなく、前に進むのでもなく、むしろセリフがあやふやだったり、前にやったことを忘れてたり、前にやったこととは違う事を始めたりして、同じ場所をぐるぐると回っているような稽古が日々繰り返されています。



ほんの一歩の足の運びを何度も何度もやり直したり、どの方向に歩き始めるのがもっとも正しいのかわからないので思いつく方向への歩みを全て試してみる、というような稽古を繰り返している最中の「人形の家」ですが、その細かさは「重箱の隅をつつくような」といった言い方も勿論あるかもしれませんが、どちらかといえば、と、ここまで書いて一切思い出せない、中国にあるはずの「猫の尻尾ばかりを細部まで丹念に描いて全体の構図やバランスがおかしくなってしまうような絵の書き方」を指す短い言葉について、全く思い出せず検索しても出てこないので、一旦家に帰って思い出してから続きを書く事にするつもりで、代わりに何を書くのかというと、ついさっき、受講生から教えてもらったのですが、稽古は、残り、12回らしく、まだまだご予約お待ちしていますが、実は、まだ、どんな風にこの「人形の家」が完成されるのか、なんと村川さんもわかっていないのかもしれない! という、まさしくまだ尻尾の方しか見えていない今回のラボですが、皆様、是非ともお楽しみに!。


受講生の皆さん、ラストスパート頑張りましょう!

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